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不妊治療中におけるボディメイク(ダイエット)の注意点と現実的な可能性

最終更新日:2025年10月16日

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■大橋 幸祐(オオハシ コウスケ)

■福島県出身 35歳


■2024年  BEYONDトレーナースクール卒業
■2024年 BEYOND新横浜店トレーナー

不妊治療を行っている方の中には、「妊娠しやすい体をつくりたい」「健康的に体重を落としたい」「ホルモン治療による体重増加を改善したい」といった理由からボディメイク(ダイエット)に取り組みたいと考える方が少なくありません。しかし、不妊治療はホルモンバランスや体調に大きな影響を与えるため、一般的なダイエットとは大きく異なる配慮が必要です。ここでは、不妊治療中のダイエットにおける注意点、取り組み方のポイント、そして現実的に可能かどうかについて詳しく解説します。

体重が妊娠率に与える影響

肥満や過体重は、排卵障害やホルモン分泌の乱れを招きやすく、妊娠率の低下と関連しています。特に体脂肪率が高い場合、エストロゲンが過剰に分泌され、排卵に悪影響を及ぼすことがあります。一方で、過度な痩せも排卵停止や着床率低下のリスクを高めます。そのため、不妊治療においては「痩せすぎず太りすぎず、適正体重を保つ」ことが最も重要とされています。

不妊治療による体重増加の要因

ホルモン補充療法や排卵誘発剤の使用によって、体内の水分貯留、食欲増加、基礎代謝の低下が起こりやすくなります。さらに、精神的ストレスによる過食や活動量低下も体重増加を招く大きな要因です。このため、治療中に「思ったより体重が増えてしまった」という声は珍しくありません。

急激な減量は厳禁

極端な食事制限や短期間での急激な減量は、ホルモンバランスをさらに乱す可能性があり、排卵や着床に悪影響を及ぼします。不妊治療中は「妊娠しやすい体作り」が目的であるため、一般的な減量スピード(1ヶ月に体重の2〜3%減)を上回るような減量は避けるべきです。

カロリー不足が生殖機能に及ぼすリスク

カロリー不足は、視床下部や下垂体のホルモン分泌を抑制し、生理不順や排卵停止を招きます。また、体脂肪が急激に減るとエストロゲン分泌が低下し、子宮内膜の厚みが十分に確保できなくなる場合もあります。不妊治療では「痩せること」よりも「ホルモンが正常に働く体」を優先することが大切です。

サプリや極端な食事法のリスク

糖質制限やケトジェニックなどの極端な食事法は、短期間で体重を落とせる場合がありますが、妊娠に必要な栄養素(炭水化物やビタミン、ミネラル)が不足しやすくなります。特に葉酸、鉄分、カルシウム、マグネシウム、ビタミンDなどの不足は妊娠率や胎児の発育に直結します。したがって、偏ったダイエットは避けるべきです。

目標設定

体重の減少よりも体組成の改善を目標にする

「何kg痩せるか」よりも「体脂肪を減らし、筋肉量を維持・向上する」ことが妊娠しやすい体作りに繋がります。特にインスリン抵抗性がある方は、筋肉量の増加が血糖コントロールを改善し、排卵機能改善につながることもあります。

食事のポイント


• 栄養バランスを最優先にする
• 炭水化物:全粒穀物や玄米、雑穀などを中心に、適量を摂取
• タンパク質:魚、鶏肉、大豆製品、卵などをバランスよく
• 脂質:オメガ3脂肪酸(青魚・えごま油・亜麻仁油)やオリーブオイルなどの良質脂質を摂取
• ビタミン・ミネラル:葉酸、鉄、ビタミンD、マグネシウムなどを意識
• 過度な糖質制限は避ける
妊娠に必要なホルモン合成や胎児の発育に炭水化物は不可欠。むしろ「精製糖を減らし、質の良い糖質を選ぶ」ことが大切です。

運動のポイント


• 有酸素運動:ウォーキングや軽めのジョギングを週2〜3回、1回30分程度
• 筋トレ:自重トレーニングや軽めのウエイトで、全身をバランス良く
• 過度な高強度トレーニングは避け、ストレス発散や代謝アップを目的にする

メンタルケア

不妊治療は心身に大きな負担を伴うため、ストレス管理が極めて重要です。ストレスが強いとコルチゾール分泌が増え、ホルモンバランスをさらに乱す可能性があります。
• ヨガやストレッチ
• 睡眠環境の改善
• カウンセリングや夫婦でのコミュニケーション

これらを組み合わせ、精神的安定を優先することがダイエット以上に大切です。

結論として、不妊治療中でも「健康的な範囲でのボディメイク」は十分可能です。ただし、
• 急激な減量は避けること
• 目的は痩せることではなく、妊娠しやすい体を整えること
• 主治医や管理栄養士と連携しながら行うこと

この3点を徹底する必要があります。

例えば「3〜4ヶ月で体重の3〜4kgを落とす」「体脂肪率を2〜3%下げる」といった現実的な目標であれば、栄養を確保しつつ安全に取り組むことができます。また、筋トレを取り入れることで基礎代謝やインスリン感受性が改善し、妊娠率の向上に寄与する可能性もあります。

一方で「10kg以上痩せたい」「数ヶ月で大幅な体型変化を目指す」といった目標は、不妊治療中にはリスクが大きいため推奨できません。その場合は「妊娠を最優先にし、治療が落ち着いてから本格的な減量に取り組む」という選択も必要です。

不妊治療中におけるボディメイク(ダイエット)は、通常のダイエットとは目的もアプローチも異なります。重要なのは「痩せること」ではなく「妊娠しやすい体をつくること」です。そのためには、栄養バランスを整え、筋肉量を維持しながら無理のない範囲で体脂肪を減らすことが理想です。

現実的には、急激な体重減少や偏った食事法は妊娠の妨げになる可能性があるため避け、ゆるやかで健康的な生活習慣の改善を重視すべきです。医師や専門家と相談しながら、焦らず「妊娠に最適な体」をつくる意識で取り組むことが、最も現実的かつ効果的なアプローチといえるでしょう。

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